外壁に限らず物にはメリット・デメリットがあって完璧なものなどあり得ないのですが、最近流行の○○パフォーマンスという観点で評価するのが便利だとするなら、コストパフォーマンスということになるのでしょうか。
コスパに対してもどのくらいの時間軸でとらえるかで結果がちがうわけですが住宅の場合、世の中の数ある商品のうちで、とてつもなく長い期間使い続けることを考えるとやはり長期的時間のなかでコスパを考えるべきだと考えています。
もちろん買う段階の価格（イニシャルコスト）が高価であれば買えないじゃん！ということになるのかもしれませんが住宅の場合は自動車などと違って既に完成しているもの・規格化されているものではなくご注文を受けてからお客様のお考え・土地の条件に合わせて作るというメリットがあります。
コスパの良い資材を使いたい、でも価格が高いということであれば調整することが出来る範囲は無限大になります。
・他の建材
・建物の大きさ（広さ）
・安定した構造計画で構造体コストを下げる
・屋根形状の検討で部資材の数量を節約
・建物階高がどの程度必要か再検討の上ボリュームを少なくする。
・建設会社を検討する。
…等々
昔と違って「大きいことは良いことだ」とはならない現代なので
自分たち家族にとって本当に必要な大きさを考えなおすことで、
日々の光熱費を減らしたり、
定期スパンで巡ってくるメンテナンス費用を抑えることで、
マイホーム自体に生活が縛られくことなく、
楽しい生活をおくるための住宅になってゆくのではないでしょうか。
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